当院では、完全紹介制にて、維持透析医療を提供しております。そのため、通院される患者さんやご家族の皆様とは、長いお付き合いをさせていただくことになります。私たちは、患者さんとご家族を一つの大切なユニットと考え、全体をサポートする形で医療を提供することが大切だと考えています。

現在、常勤の医師は男性4名です。そのうち1名は、日本透析医学会認定の透析専門医および指導医です。当院では、患者さんの管理を「共診制」で行うことにより、医師一人ひとりの時間的な負担を軽減しています。一方で、適切な患者さんの管理には、医師同士の密な情報共有が欠かせません。迅速かつ円滑に情報を交換し合える医師を求めています。

当院には、全国の年齢分布と比較して、50代の維持透析患者さんが多い傾向があります。これは、当院が岡山市中心部に位置し、交通アクセスが良好であることや、70台分の平面駐車場を完備していることより、社会復帰されて透析に通われる方が多いためと思われます。
また、透析歴が20年以上の患者さんも多くいらっしゃいます。高齢の患者さんは、合併症や多疾患を抱えていることも多いため、透析治療とあわせてそれらの管理も必要となります。当院では、近隣の専門医療機関と連携し、患者さんが最適な治療を受けられるよう努めております。

当院では、透析医療専門クリニックとして、保存期腎不全や透析治療を学ぶ意欲を持ち、患者さんやご家族、スタッフとの良好なコミュニケーションを大切にできる医師をお迎えしたいと考えています。私たちは、医師が専門性を発揮できる環境を整えるとともに、ワークライフバランスを重視し、仕事とプライベートの両方を充実させられる職場づくりを目指しています。子育て中の先生も是非ご相談ください。共に成長し続ける熱意を持った先生をお待ちしております。

透析医療がより専門的にそして集約的に行われることが求められていることにより、令和7年10月には、当院は、しげい病院と重井医学研究所附属病院を中心とする社会医療法人創和会の一員となりました。グループ内の医療機関や介護施設との連携を深めることで、透析医療の質をさらに向上させることを目指しています。