クリニック紹介Introduction

部門紹介

看護部

看護師長より

私たち看護部は、患者様一人ひとりのニーズに寄り添い、患者さまの慢性期疾患、急性期疾患と向き合いながら、「ここで透析を受けてよかった」と思っていただけるような質の高い医療、看護の提供に努めています。
透析治療室では、医師、薬剤師、臨床工学技士、管理栄養士、医療秘書などの多職種と協力し、また地域の医療機関や介護サービス事業所と連携しながら、患者様のセルフケアを高め、QOLの向上をめざした看護を実践しています。

透析治療室での主な業務

業務内容(月水金2クール・火木土1クール)
【8:00 全体申し送り】
【8:30頃~ 外来患者さまの透析治療開始】
  • バイタルサインの確認
  • バスキュラーアクセスの観察、穿刺
  • 時間毎の血圧測定
  • 透析治療の経過観察
  • フットチェック
  • 褥瘡管理、創傷管理
  • 医師回診の補助
  • 注射薬の準備、配薬
【11:30頃~透析治療終了】
  • 昼食の提供 配膳、下膳、食事介助など
  • 患者さん退室後 ベッドメイキング
  • 2クール目の患者さんが使用するベッドや透析用の物品の準備
【15:00~2クール 透析治療開始】
【18:30~2クール 透析治療終了】
  • 患者さん退室後 ベッドメイキング
  • 翌日の患者さまが使用するベッドや透析用の物品の準備
  • ベッド周辺環境整備、掃除
【23:00 業務終了】

教育目標

患者さまに信頼され、安心安全な看護を提供できる人材育成
主体的に学び、実践能力の向上と倫理的配慮のできる人材育成

教育体制

新人看護師には先輩看護師がついて、一定期間マンツーマンの指導を行います。
新人看護師の理解力や、知識、技術を考慮しながら段階的にステップアップしていくため、一人ひとりそれぞれのペースで確実に透析医療、看護の知識、技術を身につけることができます。経験年数や透析の経験がなくても、無理なく取り組める環境での成長をたくさんの先輩看護師がサポートします。

職員へのインタビュー

入職1年目

入職したての頃は、多くの患者さんとワンフロアーで関わることに慣れておらず、透析室のシステムを理解することに一生懸命でした。まず患者さんとのコミュニケーションを大切にして、他職種の先輩方からも講義やアドバイスをしていただき、徐々に透析室業務にも慣れてきました。病棟では透析室業務とはまた違い、患者さんとゆっくりとお話しする時間をとることができ、病棟看護師みんなで入院患者さんのことを看護している感じがして、とても充実しています。

入職3年目

急性期に在職していたときに、より患者さんとの関わりが持てるような環境で働きたいと思っていました。透析室業務、病棟業務ともに、先輩看護師の方が指導してくださり、また他職種の先輩方も講義、指導してくださいました。患者さんとのコミュニケーションはスタッフ全員が大切にしている、と感じることが多いです。これからも、患者さんが笑顔で通院ができるような環境をつくっていけたらと思います。

技術部

臨床工学技士長より

当院は慢性腎不全治療の専門クリニックであり、人工透析に関連する医療機器の操作・保守点検や管理が主な業務となります。 医療機器に対して適切な保守点検を行うことで、故障や動作不良などを発見し、医療事故を未然に防ぎ患者様に安全な透析治療を提供できるよう努めています。
また、患者様が安心安全に透析治療に専念できる環境、より質の高い医療を提供することを念頭に医師・看護師をはじめ、他職種とも連携をとり日々努力しています。

オンラインHDF

オンラインHDFとは、透析液を置換液として使用して行う血液浄化療法のことを言います。大量に体液と透析液を置換することにより体内の老廃物を濾過液と一緒に除去でき、患者様にとってより良い治療と言えます。
そのため透析液は、厳しい水質管理のもと無菌で安全に保たれています。

水質管理

水道水には塩素や不純物質が含まれており、不純物質の代表にエンドトキシンがあります。
エンドトキシンが体内に侵入すると、発熱・血圧低下など様々な炎症反応を引き起こす要因となるため、これらを除去した透析液を作成する必要があります。
清浄化された透析液は患者様のQOL(生活の質)向上、生命予後や合併症軽減予防の為にとても重要です。
清浄化が保たれているか、定期的に透析液のエンドトキシン測定と生菌検査を施行し、安心安全な透析治療のため「高度に清浄化された(ウルトラピュア)透析液」の維持管理を行っています。
詳しくは、「治療内容」を参照してください。

生物学的汚染基準の到達点

透析生物学的汚染検査では、透析用水、透析液製造工程において主要ポイントにて検査を行っています。末端透析装置の水質検査では、一度で評価が行えるよう、必ずETRF前後にて採取しています。

生菌培養は、37㎜クオリティーモニター(黒)にて R2A 培地を使用し培養しています。エンドトキシン測定は、トキシノメーターMT-DIAを使用し測定しています。

生菌数 100 CFU/mL 未満
ET 0.050 EU/mL 未満

  • 標準透析液(standard dialysis fluid)
    生菌数 100 CFU/mL 未満
    ET 0.050 EU/mL 未満
  • 超純粋透析液(ultra-pure dialysis fluid)
    生菌数 0.1 CFU/mL 未満
    ET 0.001 EU/mL 未満(測定感度未満)

VA管理

臨床工学技士を中心にVA管理チームを結成しています。VAの形態評価(血管走行、狭窄等)と機能的評価(血流量、血管抵抗指数)を、超音波画像診断装置(エコー)を用いて実施しています。

エコー下穿刺

穿刺業務において超音波画像診断装置(エコー)を用いた穿刺を導入しています。
エコーにより、血管径、深さ、位置、走行や血管内部を確認しながらリアルタイムで穿刺を行うことが出来るため、穿刺困難な患者様へのスムーズな穿刺が可能となります。
当院では、穿刺に難渋される患者様に対し積極的にエコーを用い、最適な場所に穿刺することを心掛けています。
また、VA管理チームがエコー下穿刺を透析室スタッフへ丁寧に教えています。

保守管理業務

透析関連機器の点検・メンテナンス
当院の主診療である透析治療に対し、日々の機器トラブルに対応するのはもちろんのこと、患者監視装置や透析液供給装置等の透析関連機器の計画的な点検・メンテナンスを実施し、より安全な透析治療を提供できるよう支援しています。
また、その他医療機器も同様に計画的な保守・点検・管理を実施しています。

透析治療室での主な業務

業務内容(月水金2クール・火木土1クール)
【8:00 申し送り】
【8:30 透析治療開始】
透析開始から終了まで1時間おきにバイタルチェックとコンソールチェック
【11:30 休憩(60分)】
【12:35~ 1クール目 返血・透析終了 患者退出】
2クール目がある場合は、回路をセットしプライミング作業
1クールのみの日は透析終了以降片付け、翌日の回路準備や機械室の点検
【14:45 夕勤業務開始(月水金のみ)】
【2クール目の患者入室・穿刺・透析開始】
【16:30 日勤業務終了】
【19:00~ 2クール目 返血・透析終了】
【22:30~ 片付け】
翌日の回路の準備や機械室の点検、自動洗浄開始
【23:00 夕勤業務終了】

薬剤部

準備中です。

検査部

準備中です。

栄養部

準備中です。

事務部

準備中です。

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